カリカリの唐揚げ、でも「揚げ物は油が気になる…」「片付けが大変…」そんな悩み、ありませんか?
今回は、油を使わず、しかも片栗粉だけでカリカリ食感を再現できる【揚げない唐揚げ】の作り方をご紹介します。
エアフライヤーやオーブンを使って、手軽に、しかもヘルシーに。しかも冷めてもザクザク感が続くので、お弁当にもぴったりです。
この記事を読めば、もう揚げ油も後片付けも気にならない、簡単・美味しい唐揚げライフがスタートできます!
揚げない唐揚げとは?片栗粉だけで作る魅力
唐揚げを揚げずに作るメリット
唐揚げといえば「油で揚げる」が定番ですが、最近注目されているのが「揚げない唐揚げ」です。
油をたっぷり使わずに、エアフライヤーやオーブンで作ることで、油の使用量を大幅に減らせます。
これにより、カロリーカットはもちろん、揚げ油の処理も不要になるため、後片付けがグッとラクになります。
また、揚げ物をすると部屋中に油のにおいが広がるのが悩みの種ですが、揚げない調理法ならその心配もありません。さらに、油はねによる火傷のリスクも減り、キッチンの汚れも最小限。忙しい日でも気軽に唐揚げを作れるのが大きなメリットです。
ヘルシー志向の人や、小さなお子さんがいる家庭にもぴったりな調理法といえます。
片栗粉だけでカリカリ食感が出る理由
通常、唐揚げの衣には小麦粉や片栗粉を使いますが、今回注目するのは「片栗粉だけ」。
片栗粉はでんぷん質が多く、加熱することで独特のカリッとした食感を生み出します。小麦粉よりも軽い口当たりで、表面はザクザク、中はジューシーな仕上がりになるのが特徴です。
片栗粉は高温で焼かれると、でんぷんがしっかりと結晶化し、乾いたパリッとした皮を作ってくれます。
油を使わなくてもこの効果は健在で、むしろ余分な油分がない分、冷めてもベタつかず、カリカリ感が長持ちします。だから、作り置きやお弁当にも最適です。
小麦粉との違いを比較
片栗粉と小麦粉では、仕上がりに大きな違いが出ます。
小麦粉を使うと衣がふわっと軽くなり、ほんのり甘みが感じられる柔らかめの食感に。一方、片栗粉だけだとザクザク感が際立ち、よりシャープな歯ごたえに仕上がります。
また、小麦粉は油を吸いやすい性質があり、カロリーが高くなりがちですが、片栗粉は油をあまり吸わないのでヘルシー志向の人におすすめ。
揚げない調理法と片栗粉の組み合わせは、まさに最強タッグと言えるでしょう。食感の違いを知って、自分の好みに合わせた唐揚げを楽しんでください。
油を使わないことでカロリー大幅カット
揚げ物は美味しい反面、どうしてもカロリーが高くなりがちです。鶏もも肉を油で揚げると、油を吸収して1人前あたりのカロリーが500kcalを超えることもあります。
これをエアフライヤーやオーブンで揚げないスタイルに変えると、油の使用量がほぼゼロに近づき、カロリーも大幅カット。
特にダイエット中の方や、脂っこい食事を控えたい方には嬉しいポイント。しかも、油を使わないことで胃もたれしにくく、食後もスッキリ。健康志向の方や、食事制限をしている方にもぴったりの調理法です。
片栗粉オンリー唐揚げが冷めても美味しい理由
通常の唐揚げは、時間が経つと衣がしんなりしてしまいがちですが、片栗粉オンリーで作った唐揚げは、冷めてもザクザク感が続きます。
これは、片栗粉が水分を吸収しにくく、衣が空気を含んで固まる性質があるためです。
また、油を使わないので衣に余分な脂分が残らず、ベタつきも防げます。
お弁当に入れても時間が経ってもサクッとした食感が楽しめるので、作り置きして翌日のお弁当に活用するのもおすすめ。忙しい朝でも、冷蔵庫から取り出してそのまま詰めるだけで、美味しい唐揚げ弁当が完成します。
ノンフライヤーで揚げない唐揚げを片栗粉だけ作る

ノンフライヤーを使うメリット
ノンフライヤーは、油をほとんど使わずに揚げ物風の料理が作れる優れた調理家電です。内部で熱風を循環させることで、食材の表面を一気に加熱し、外はカリカリ、中はジューシーに仕上がります。油で揚げないので、カロリーを大幅に抑えられ、ヘルシーな唐揚げが簡単に作れるのが最大の魅力です。
また、調理中に目を離しても安全で、揚げ油の後処理も不要。忙しい平日でも手軽に唐揚げが作れます。さらに、キッチンに油のにおいがこもらず、後片付けも楽々。小さなお子さんがいる家庭や、ダイエット中の方にもぴったりの調理法です。油ハネがないので、掃除もラクになるのは嬉しいポイントですね。
材料と下ごしらえのポイント
ノンフライヤーで美味しい唐揚げを作るためには、下ごしらえがとても大切です。まず、鶏もも肉は皮付きのまま一口大にカットします。皮を残すことで、焼いたときにジューシーさが増し、うまみを逃しません。
下味には、塩、酒、にんにくすりおろし、しょうがすりおろしを使用し、ポリ袋に入れてしっかりもみ込みます。冷蔵庫で最低1時間、できれば半日程度漬け込むと、肉にしっかり味が染み込み、仕上がりが格段に良くなります。
片栗粉は焼く直前にまぶし、袋の中で全体に薄く均一につけましょう。粉が厚すぎると仕上がりが重くなるので、まんべんなく薄くつけるのがカリカリ食感の秘訣です。このひと手間が、プロ顔負けの唐揚げを作るポイントです。
カリカリに仕上げる温度と時間設定
ノンフライヤーで唐揚げをカリッと仕上げるためには、温度と時間の設定がとても重要です。基本は180℃で3分間の予熱をし、その後、鶏肉を重ならないように並べて、180℃で12分焼きます。これだけで外はカリカリ、中はジューシーな絶品唐揚げに!
途中で一度バスケットを振って、鶏肉の向きを変えると、さらに均一に仕上がります。機種によって若干温度設定や時間に違いがあるので、最初は様子を見ながら調整してください。仕上げに2〜3分だけ温度を200℃に上げると、さらにパリッとした食感が楽しめます。
ノンフライヤー特有の強力な熱風で、油を使わずとも見事なカリカリ感を実現できるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ノンフライヤーで失敗しないコツ
ノンフライヤー初心者がやりがちな失敗は、鶏肉を詰め込みすぎることです。重なってしまうと熱が均一に回らず、ベチャっとした仕上がりになりがち。必ず鶏肉同士の間にスペースを空け、1枚ずつ並べましょう。
また、漬けダレが多すぎると焼いている間に水分が出てカリカリ感が損なわれるため、下味はしっかりもみ込んだ後、余分な汁気を軽く切るのがポイント。片栗粉は焼く直前にまぶし、粉っぽさが残らないようしっかりなじませると、衣がパリッと仕上がります。
最後に、焼き上がったらすぐに網の上に移して余熱で蒸れないようにすることも大切。これだけでカリカリ感がぐんと長持ちします。
ジューシーに仕上げる裏ワザ
カリカリ食感をキープしながらジューシーに仕上げる裏ワザは、「鶏もも肉の皮を下にして焼き始める」ことです。皮から出る脂がじわっと全体に回り、パサつきを防いでくれます。
また、漬け込む時間をしっかり取ることも重要。できれば冷蔵庫で一晩置くと、鶏肉がしっとりしてジューシーさがアップします。さらに、焼き終わった後に数分置く「余熱調理」をすると、中までしっかり火が通りながら、肉汁が閉じ込められます。
これらの小技を組み合わせることで、ノンフライでも驚くほどジューシーな唐揚げに仕上がるので、ぜひ試してみてください。
揚げない唐揚げを片栗粉だけでオーブンで作るレシピ

オーブンで唐揚げを作る利点とは
オーブンを使った唐揚げは、油を使わずにヘルシーに仕上がるのが最大の魅力です。オーブンの熱風で全体をじっくり加熱するため、表面はパリパリ、中はふっくらジューシーに。さらに、油を使わないのでカロリーオフになり、健康志向の人にもぴったりです。
もう一つのメリットは「ほったらかし調理」ができること。焼き時間中にオーブン任せで調理が進むため、手間が少なく、同時進行で他の料理を作ることが可能です。
火の前に張り付く必要がなく、失敗もしにくいので料理初心者にもおすすめです。
後片付けもラクで、クッキングシートを使えば天板の汚れも最小限に抑えられます。
片栗粉だけでカリッと仕上げる方法
オーブンで唐揚げをカリッと仕上げるには、片栗粉のまぶし方が重要です。
鶏肉に下味をしっかり付けた後、片栗粉をまんべんなく薄くまぶします。粉が厚すぎると焼いている間に衣が剥がれやすくなるので、均一に薄づきにするのがコツです。
さらに、片栗粉をまぶした後にごま油やサラダ油をほんの少し回しかけてから焼くと、表面にパリパリ感が出ます。油をかけすぎると逆にしっとりしてしまうので、霧吹きやスプーンで薄くかけるくらいがベストです。
焼いている間、オーブンの熱風が片栗粉の衣をパリッと仕上げてくれるので、揚げ物に近い食感を再現できます。外はカリカリ、中はジューシーなヘルシー唐揚げが、オーブンだけで完成しますよ。
天板に並べるときの注意点
オーブンで均一に火を通すためには、鶏肉を並べる際の工夫も大切です。
まず、天板には必ずクッキングシートを敷きましょう。これにより、鶏肉が天板にくっつかず、後片付けも簡単になります。
鶏肉は重ならないように、一つひとつ間隔を開けて並べます。これにより、熱が全体に均等に行き渡り、ムラなく焼き上がります。間隔が狭すぎると、蒸気がこもってベチャッとした仕上がりになってしまうので注意が必要です。
また、肉の厚みが違うと火の通りに差が出るため、できるだけ同じサイズにカットすることもポイント。小さいものは早く、大きいものは遅く火が通るので、均一に仕上げるためにもサイズを揃えておくと失敗が減ります。
途中で裏返すべき?仕上がりアップの秘訣
オーブン調理でさらにカリカリ感をアップさせるには、途中で一度裏返すのがおすすめです。
だいたい焼き時間の半分、12〜15分経ったところでトングを使ってひっくり返しましょう。これにより、上下両面が均等に加熱され、パリッとした仕上がりに近づきます。
裏返すときは、クッキングシートごと動かさず、鶏肉だけを優しく持ち上げるのがコツ。強く押さえつけると、せっかくの衣が剥がれてしまうので注意しましょう。
さらに、裏返した後に追加で軽く油をスプレーすると、よりクリスピーな仕上がりになります。
焼き加減を見ながら裏返しを取り入れるだけで、オーブンでもまるで揚げたような唐揚げが完成します。
焼き時間と温度調整のベストプラクティス
オーブンでの焼き時間と温度設定は、唐揚げの美味しさを左右する重要なポイントです。
基本は220℃で25〜30分焼きますが、オーブンの性能や鶏肉の大きさによって微調整が必要です。
まずはしっかりと予熱してから鶏肉を入れること。予熱を怠ると、焼き始めに温度が低くて表面がパリッとならず、中までしっかり火が通らない原因になります。オーブンによっては温度ムラがあるので、焼き途中で天板の向きを変えると均一に仕上がります。
また、オーブンに「コンベクション機能(熱風循環機能)」がついている場合は、それを使用するとさらにカリッと焼き上がります。
焼き上がりのサインは、表面がこんがりとしたきつね色になり、肉から透明な肉汁が出ていること。目安を覚えておくと、失敗知らずで美味しい唐揚げが作れますよ。
揚げない唐揚げを片栗粉だけで作るコツ集
下味をしっかり付ける重要性
美味しい唐揚げに欠かせないのが「下味」です。特に、揚げない唐揚げの場合、油のコクがない分、下味の良し悪しがそのまま味に直結します。
最低でも30分、できれば半日以上漬け込むことで、鶏肉の内部までしっかりと味が染み込みます。
下味の基本は、酒と醤油をベースに、にんにくとしょうがのすりおろしを加えること。酒は肉を柔らかくし、しょうがは鶏肉特有の臭みを消してくれます。さらに、塩分のバランスを調整するために塩を少々加えるのもポイントです。
漬け込む際は、ポリ袋に入れて空気を抜き、調味料が鶏肉全体に行き渡るようにします。漬け込み時間が長いほど、味が均一に入り、ジューシーな仕上がりに。しっかり下味をつけることで、油を使わなくても満足度の高い唐揚げに仕上がります。
片栗粉はまぶしすぎないのがコツ
片栗粉をたっぷりつければカリカリになると思いがちですが、実は「薄く均一にまぶす」のが美味しさの秘訣です。
粉が厚すぎると、焼いている間に衣が剥がれやすくなったり、食感が重たくなったりする原因に。特に、オーブンやエアフライヤーでは熱風が直接当たるので、適度な薄さが重要です。
粉をまぶすときは、ポリ袋の中で片栗粉を加え、シャカシャカと振りながら全体に行き渡らせる方法が簡単でおすすめ。
鶏肉に均一に粉がコーティングされ、焼きムラも防げます。もし粉が余っていたら、余分な粉を軽く振り落としてから焼き始めましょう。
このひと手間で、仕上がりのカリカリ感が格段にアップします。片栗粉は控えめに、でもムラなくが、成功のポイントです。
重ならないように並べるテクニック
唐揚げを美味しく仕上げるためには、焼くときに鶏肉を重ねないことが大切です。
重なると、熱が均等に行き渡らず、部分的にベチャっとした仕上がりになってしまいます。これではせっかくのカリカリ感が台無しです。
並べるときは、鶏肉同士の間に少しスペースを空けて配置しましょう。目安は、指1本分程度の間隔。エアフライヤーでもオーブンでも、熱風がしっかりと全体に回り、ムラなく焼き上がります。
また、鶏肉のサイズをそろえてカットすることもポイントです。サイズがバラバラだと火の通りに差が出てしまうため、均一なサイズに揃えておくと焼きムラを防げます。シンプルですが、この並べ方ひとつで、仕上がりに大きな違いが出るので、ぜひ意識してみてください。
焼きムラを防ぐための工夫
オーブンやエアフライヤーで唐揚げを焼くと、どうしても焼きムラができてしまうことがあります。これを防ぐためには、焼いている途中で「向きを変える」または「裏返す」ことが効果的です。
オーブンの場合は、焼き時間の半分が経過したタイミングで鶏肉を裏返しましょう。
エアフライヤーなら、バスケットを振ることで全体に熱が行き渡ります。また、オーブン使用時には、途中で天板の前後を入れ替えるのもおすすめ。オーブンの構造上、前と奥で温度差が出やすいので、途中で入れ替えると均一に焼き上がります。
さらに、鶏肉の厚みにも注目。厚みが均一になるようにカットすると、火の通りが揃いやすくなり、ジューシーさを保ちながらカリカリに仕上がります。こうした小さな工夫を積み重ねることで、プロ並みの仕上がりが目指せます。
カリカリ感を最大化する裏技
最後に、カリカリ感をさらに引き出す裏技を紹介します。
それは、焼く直前に片栗粉を「もう一度うっすら追加する」方法。
最初の下味をつけた後、軽く片栗粉をまぶしておき、焼く前にもう一度ごく薄く追加でまぶすと、焼き上がりに二重のサクサク層ができるんです。
また、焼き上がる直前にオーブンの温度を10~20℃上げて仕上げ焼きをするのも効果的。
これにより、表面だけが一気にカリカリに仕上がり、まるで揚げたような食感に。エアフライヤーでも同様に、最後の数分だけ温度を上げるとパリパリ度がアップします。
この「二段片栗粉+高温仕上げ」の裏技を使えば、驚くほどカリカリな揚げない唐揚げが完成します。ぜひ一度試してみてください。
揚げない唐揚げ用 おすすめアイテム&材料選び
おすすめエアフライヤー3選
揚げない唐揚げを美味しく作るために、エアフライヤーは欠かせないアイテムです。ここでは、初心者でも使いやすく、唐揚げ作りにぴったりのエアフライヤーを3つ紹介します。
1位 COSORI ノンフライヤー CAF-L501 (4.7L)
特徴: 多くのレビューで高評価を得ており、人気の高いモデルです。4.7Lの大容量で3〜5人分の調理が可能。油を97%カットできると謳っており、ヘルシー志向の方におすすめです。操作はタッチパネル式で直感的で、調理中の運転音も従来モデルより26%カットされているとのこと。自動電源オフ機能やシェイクお知らせ機能など、安全面・利便性も考慮されています。バスケットは食洗機対応でお手入れも簡単です。
型番: CAF-L501-KJP (グレー)
2位 山善 ノンフライヤー YAH-AC120(B) (4.5L)
特徴: コストパフォーマンスに優れたモデルとして人気があります。4.5Lの大容量で、家庭での使用に適しています。シンプルながらも、揚げ物からグリル、オーブン調理まで幅広く対応できます。可視窓付きのモデルもあり、調理中の様子を確認できるのも便利な点です。
型番: YAH-AC120(B) (ブラック)
3位 SAMKYO ノンフライヤー F60 (6.2L) / F40 (4.2L) / F20 (2L)
特徴: SAMKYOはAmazonなどで複数の容量のノンフライヤーを展開しており、それぞれ売れ筋上位に入っています。特に大容量の6.2Lモデルは2〜6人家族向けで、可視窓付きで調理中の確認がしやすいのが特徴です。タッチパネル操作でプリセットメニューも充実しており、初心者でも手軽に調理できます。コンパクトな2Lモデルは一人暮らし向けで、手軽にヘルシー調理を楽しめます。
型番:F60 (6.2L)F40 (4.2L)F20 (2L)
どのモデルも、それぞれ特長があり、ライフスタイルに合わせて選ぶと失敗がありません。唐揚げ以外のメニューにも幅広く活用できるので、長く使えるアイテムです。
オーブン調理に使いやすい天板とは

オーブンで唐揚げを焼く場合、天板選びも重要です。特におすすめなのが「黒色のフッ素加工天板」。黒い色は熱を吸収しやすく、食材にムラなく火が通りやすくなります。
また、フッ素加工されていると食材がくっつきにくく、後片付けもラクラク。
さらに、穴あきタイプの天板を使うと熱風が上下から当たり、唐揚げがよりカリカリに仕上がります。油を使わないので、焦げつきも少なく、クッキングシートなしでも使えるものも多いです。
天板選び一つで仕上がりが大きく変わるので、オーブン調理をよくする人はぜひこだわってみてください。
唐揚げ向き鶏肉の選び方
ジューシーな唐揚げを作るためには、鶏肉選びもポイントです。
おすすめはやはり鶏もも肉。
適度な脂があり、火を通してもパサつきにくいので、揚げない調理でもしっとりジューシーに仕上がります。
鶏もも肉を選ぶときは、皮が均一に付いていて、脂のつき具合がバランスよいものを。できれば国産の新鮮な鶏肉を選ぶと、臭みが少なく下味のなじみも良いです。
鶏むね肉でも作れますが、パサつきやすいので、漬け込み時間を長めにするなど工夫が必要になります。
また、カットする際には皮が全てのパーツに付くように切り分けると、よりジューシーさが増します。
美味しさを底上げする下味調味料
唐揚げの味を左右するのが、下味調味料の選び方です。基本の酒・醤油・にんにく・しょうがは必須ですが、さらに味を深めたいときには以下の調味料をプラスしてみてください。
- オイスターソース:コクと旨みがプラス
- 鶏がらスープの素:旨みを底上げ
- はちみつ:ほんのり甘みを加えてコクをプラス
- ごま油:香り高く仕上げる
- 塩麹:肉をやわらかくジューシーに
これらを少量加えるだけで、唐揚げの味にぐっと深みが増します。自分好みの下味を見つけて、ワンランク上の唐揚げを目指してみましょう。
手軽に揃う片栗粉ブランド比較
最後に、唐揚げ作りに欠かせない片栗粉。スーパーで手に入りやすいブランドを比較してみます。
ブランド | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|
片栗粉(昭和産業) | 粒子が細かく均一でダマになりにくい | 安価 |
カメヤマ 片栗粉 | サクサク食感重視 | 中価格 |
北海道産片栗粉 | 100%北海道産じゃがいも使用 | 高価格 |
粒子の細かさや原料によって、仕上がりの食感も変わります。よりカリッと仕上げたいなら細粒タイプ、安心・安全な素材を選びたいなら国産原料にこだわったものがおすすめです。普段使いならコスパの良いタイプを選ぶのも良いでしょう。
まとめ
「唐揚げ=揚げる」という常識を覆す、揚げない唐揚げ。しかも片栗粉だけを使うことで、カリカリ食感はそのままに、カロリーオフも実現できるのが魅力です。
エアフライヤーやオーブンといった家電を使えば、油の後処理やキッチンの汚れを気にすることなく、手軽に美味しい唐揚げが作れます。
今回ご紹介したポイントを押さえれば、誰でも簡単にプロ級の仕上がりに。特に、下味をしっかりつけること、片栗粉を薄くまぶすこと、焼き方や並べ方を工夫することで、カリカリ&ジューシーな唐揚げが完成します。
さらに、エアフライヤーやオーブンと相性の良い道具選びや、素材選びにもこだわると、仕上がりが格段にアップ。毎日の食事に、そしてお弁当にもぴったりな、ヘルシーで美味しい揚げない唐揚げを、ぜひあなたのレパートリーに加えてみてください。
コメント